家庭に必ずある・・・味の素、その企業の歴史とは
日本のご家庭なら必ずある・・・ともいえる調味料が味の素です。
グルタミン酸ナトリウムを主成分としているうま味調味料は、世界各国でも愛用され、味の素を知っている方は世界各地に存在しています。
コマーシャルなどでもよく聞く味の素ですが、どのような歴史がある企業なのかご紹介いたします。
>> https://www.ajinomoto.co.jp/
元々湯豆腐の昆布だしがきっかけとなっているこの味の素、池田菊苗博士が昆布だしを堪能している時、甘味、塩味、酸味、苦みとはまた違う何かもうひとつ味わいのある何かがある事に気が付きます。
これによって昆布だしの研究が始まったのです。
その同じころ、日本の医学博士の三宅氏が佳味は消化を促進するという説を打ち出します。
これに池田氏が励まされ、昆布だしの味成分がグルタミン酸というアミノ酸の一種という事を突き止め、これをうま味としたのです。
グルタミン酸を原料として生まれたうま味調味料、味の素は1908年に誕生し、その後、味の素は1909年に事業を開始、日本人なら誰でも知っている味の素が販売されるようになります。
今では世界各国でも利用するうま味調味料として知られている味の素はこうして誕生したのです。
味の素の業務は多岐にわたる
営業やマーケティング、財務、経理等の一般的な業種に加えて、知的財産、法務、さらに技術系として研究、製品開発、規格、品質保証、実験業務など味の素の業務は多岐にわたっています。
研究職などは募集が少ないので人気があり狭き門となっているようですが、その他の業務についても、やはりネームバリューが高く企業イメージがいい味の素は男女を問わず人気の企業です。
また本社や一部内勤業務についてはフレックスタイム制を導入するなど、精神的な取り組みも行っています。
勤務地についても国内各所だけでなく海外もあるため、英語が話せるグローバルな視点を持った人材であれば
海外勤務に抜擢されることもあるでしょう。
味の素が求めている人材とは
成長意欲が高く、主体的に考えて自ら実行できる行動力、熱意をもって仕事を行い周囲を巻き込んでどんどん上に上がっていくような人材を求めています。
困難があっても下を向かず、壁を打ち破るような気持ちを持ち、何事にも立ち向かっていける人材が欲しいとしているのです。
この先、少子化によって人材がより少なくなっていくと思いますが、味の素のような世界シェアを持っている企業は、人材についてもこだわりを捨てることがないと思います。
この人なら雇用したいと思えるような仕事に対する熱さ、それに沢山の技能や知識をもって就活すべき企業です。